無色の世界? ・・・何を言っているのか分からない。そんなことがあるはずないのに。無色ということは、自分すらいなくて、周りの人間だっていなくて、地球がなくて、宇宙が・・・・・・・・。 考えると頭が痛い。でも、蒼井さんは、そんなことを、平然とした顔で言っていた。あの人は、どんな考え方をしているのだろう。 ・・・不思議だ。
「あれから、色々考えてみたんだけどさ・・・・。」 翌日。 私は、学校で蒼井さんに朝、話しかけてみた。すると、蒼井さんは、 「あと1週間まってみるといい。答えがわかると思うから。」 と、軽く言った。
1週間がたった。 蒼井さんに、答えを教えてもらう日だ。ちょっとした期待をして教室に入った。
・・・蒼井さん?
なぜ? どうして?!!
クラスのみんなが・・・ 死んでいた。 いや、みんなではなく、私と蒼井さん以外のみんなが。 「なに?これ。」 蒼井さんに尋ねた。すると蒼井さんは、 「・・・わかった?これが こ・た・え。」 え?いまこたえって言った・・・!? 「どうして!まさか蒼井さんが殺したの!?」 「そう。でも、まだ答えは完成していない。あなたを殺してから、完全なこたえになるのだから。」 |