【Xmas・Love】
ガッ 「痛ッ!!」 靴が石段にひっかかった。 そしてこける。 「大丈夫??」 ちゃんと謝るその人。 顔はみえない。 私と同じ年くらいかしら。 「大丈夫??」 心配そうに言う。 「うん,平気よ。心配してくれてありがとう」 「でも…ケガ…」 「え??」 足から血が出ていた。 私のファッションは,ショートパンツに2ハイ,ブーツだったもの。 少し痛いけど、大丈夫...なはずなのに?? 「あれ??立てない...」 スッ 無言で手を差し出してくれるその人。 「ありがと…」 優しいんだね。 ってあれ?? 「二宮??」 「真美??」 同じクラス,近い席の二宮拓真だった。 けっこう顔が良くてもてる。 女たらしとか言われてるけどこんなに優しいのね。 「真美だったのかよ〜!!全然気付かなかった!!」 「二宮なのね??私も気付かなかったわ...」 「真美おまえこんな時間に何してるんだよ??」 時間は夜の11:30。 駅前でブラブラ歩いている年じゃない。 「そういう二宮こそ…何してるのよ」 「俺??DVD返しに!!延滞料かかるの嫌だし〜」 「二宮ってそういう趣味なのね??今まで知らなかったわ」 「おまえは??なにしてんの??」 「私は...散歩」 「散歩??こんな時間に!?」 「悪い!?」 「別に...いや...意外だなって」 その後私は二宮と会話を交わした。 |